昨日の仕事は最近始まった案件の建物の中に常駐するポストだった。
常駐するだけでほぼ何もすることはなく、本くらいなら読んで良いということだったので、吉本ばななの『王国ーその1 アンドロメダ・ハイツー』を持っていった。
この本を読もうと思った動機はプリファブ・スプラウトの名曲『アンドロメダ・ハイツ』がタイトルにあるからだ。
まず最初にアンドロメダ・ハイツというタイトルの詩が書かれていて、特に引用元はなく、和訳なのかなと思いつつ読んだけれど、こんなに素敵な歌詞だったのかと今さら感動した。
(さっき京都に向かう電車の中で聴いてたけど、その時に和訳であることがはっきり分かった。)
話の内容もこの和訳がシンクロするようだ。
吉本ばななの本は遠い昔に読んだことがあってあまり印象に残ってないけど、この本を読んで表現の瑞々しさにとても惹かれた。
その1ということだけれど、続きも読もう。