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凄いはやさで色んな事を忘れていく。
今まであったすべての事は本当にあったことなのかな。
それくらいの今だ。
だから本当は君に今すぐ会いに行かないといけないのかもしれない。
僕の記憶の中から消えてしまう前に。
職場を出たすぐのところから見える空は大阪のどこの空よりも綺麗かもしれないと思わせる。
みんな同じ空の下にいる。