僕と世界は分断されている

お酒を飲んだ帰り道

住んでいる街にたどり着くと

まるで別世界に来たように静か

僕が作り上げた幻想の建物や人たち

茶店や曇り空

時間の概念は曖昧だし

スーパーは行きにくい

テレビは映らないし

話をする人もいない

そんな街の少し高いところにある

僕が住む白い部屋は

さながらアンドロメダハイツだ