feeling is no feeling 2

ビルフリーゼルを聴いている。

透明なギター。

僕が望むことは何も手に入らないけど、全部君の中にある。

感情を捨てたとき、孤独と向き合った時、僕は初めてうたが歌える。

綿菓子が口の中で溶けていくように、無意識に時間をすり抜ける。

世界には正しさも間違いもどこにもない。

あるのは存在だけ。

同じ時間に存在することだけが意味を持つ。

そして生きやすいか生きにくいか、そのふたつしかない。

生きにくい君がすこしでも軽くなるように、僕は生きよう。

僕にはそれしかできない。

僕が元気なあいだは、それをがんばるよ。