feeling is no feeling

電車に乗って久しぶりの街へ来た。

駅から伸びるまっすぐの一本道に流れている空気に心地いい清々しさを感じる。

前回行った喫茶店は閉店していたので、一見おしゃれそうなブックカフェとやらに入る。

店内に客は自分だけ。

ブックカフェということだけど読みたい本が一冊もない。

読書家じゃないからかな。

アイスコーヒーは美味しかった。

一本道を歩きながら、感情なんて何も役に立たないなと思った。

少なくとも僕が持つ感情は。

夜勤明けの疲れは朝と同じ形のままだ。