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銀河鉄道の夜を読んでいたら実家の近くにあるよく通った小道を思い出した。

実家は山を削って作られた団地の上にあり、その裏側に山を下る秘密の小道のようなのがあって、友人の家に行くときはそこをよく使った。

両側には木が生い茂り、昼間でも道にはあまり日は当たらず、木の枝や葉っぱの影でいっぱいになっていた。

道はしっかりとは舗装されていなかったけどまだあるのかな。

夏の記憶が少しだけ蘇る。